たばこと歯周病の悪化について
2014-03-21
タバコをたくさん吸う人は、どんなに歯の手入れをしても歯周病を治すことはできないと言われています。
タバコの成分のニコチンが血管を収縮させるため、歯ぐきへの血液の流れを悪くしてしまい、歯ぐきに十分な栄養が行き届かなくなるためです。
しかも、このニコチンの蓄積は、禁煙をしたからといってすぐに消えるものではありません。
身体に蓄積されたニコチンが完全に消えるまでには数年かかります。
また、喫煙者は血管が収縮しているために、 歯周病に特有の歯ぐきから出血も少なく、歯周病になっていることに気づくのが遅れ、気づいた時には手遅れになっていることも多いのです。
たばこの害は喫煙者だけでなく、その周囲にいる方々にも影響を及ぼします。
『百害あって一利なし!』
まずは禁煙から歯周病の治療を開始しましょう(^_^)
私の父も昔は1日たばこを3箱ぐらい吸うヘビースモーカーで、奥歯は歯周病でどんどん抜けてしまいました。
ですが体を壊して以来禁煙してからは、歯周病治療の効果がでて、その後は抜歯することなく残った自分の歯で食事ができています。
あきらめないで今からでも禁煙して自分の歯を残していきましょう(^O^)