妊娠中の歯のケア

2016-05-30

今回は妊娠中の歯のケアについてです。
妊娠するとついつい自分のことは後回しにしがちになりますが、
実は赤ちゃんの健康にもかかわることなんです。

重度の歯周病は、低体重児出産や早産との関連が注目されています。そのメカニズムはまだはっきりとはわかっていませんが、歯周病による炎症によってつくられた物質が、血流を通して子宮に影響する可能性が指摘されています。またママに虫歯がある子どもと、ない子どもを比べると、子どもが虫歯になる確率がなんと約3倍!!
妊娠中のしっかりとしたケアが大切です。


妊娠すると歯がボロボロになる?

妊娠と歯のケア

妊娠そのものが直接、歯にダメージを与えることはありません。「おなかの赤ちゃんに栄養をとられて歯がボロボロになった」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。

妊娠により、女性ホルモンが増えることで口の中の状態は大きく変化します。口の中を正常に保つ唾液の分泌が低下してしまい、トラブルになりやすい時期なのです。
唾液には自浄作用(自然に生じる殺菌、消毒効果)があるので口腔内が乾燥すると細菌が繁殖し口腔トラブルが起こりやすくなります。

それに加えて、妊娠による体調の変化で口腔内を清潔に保つことがますます難しくなります。
たとえば、つわりがひどい時期であれば歯ブラシを口に入れることすらできなくなる場合もあります。
また、子宮が徐々に大きくなってくると胃が圧迫されると一度にたくさんの量を食べることができなくなるので、どうしても食事や間食の回数が多くなるのも原因のひとつです。


つわりがひどい時のケア

つわりがひどい時期は、歯ブラシを口にするのも苦労します。

必ず食後である必要はありませんので、一日のうちで体調のよい時間に歯磨きを、リラックスして行いましょう。
その際、ヘッドの小さいハブラシを使用することをおススメします。
磨く時に、下の方を向いて前かがみの体勢になり、ハブラシを舌に当てないようにすると嘔吐感を避けやすいです。

それでもダメな場合には、口をすすぐだけでもかまいません。デンタルリンスや水でのブクブクうがいをしましょう。
無理せず、できることからやってみてください。


安定期に入ったら歯医者さんでケアを

妊娠初期のつわりがおさまり、仰向けの姿勢がつらくなくなる前の妊娠中期の安定期になったら、是非かかりつけの歯医者さんでケアを受けてください。
その際、必ず「妊娠中」であることを伝えましょう。

出産後は育児に追われて、歯医者さんに通う時間がなかなかとれないようです。後回しにせず、積極的に受診してくださいね。


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