ご存知ですか?ドライマウス

2016-10-31

歯科コラム10月 「ドライマウス」というお口内のトラブルをご存じですか?
文字通りお口が乾燥する症状をさし、以前は高齢者に見られる症状として知られていましたが、
最近では若者にも増えてきています。

今回のコラムはこの「ドライマウス」についてです。

そもそもドライマウスって??

お口の中の乾燥感が3ヶ月以上続いている状態をドライマウスと言います。
お水を飲んだら改善できる一時的な乾燥ではありません。
唾液の量が減り、お口が乾燥することによって口臭や虫歯の原因になったり、舌の痛みや味覚障害を引き起こしたりと様々な事が起こってきます。

ドライマウスの自覚症状

ドライマウスの乾燥感以外の自覚症状としては以下のようなものがあります。

舌が痛い
水分の少ない食べ物(ビスケットなど)が食べにくい
夜間にお口の乾燥から目が覚めてしまう
味を感じにくくなった、味がおかしい
会話しにくくなった
虫歯が増えた
唾液にはお口の中を洗浄・抗菌したり、粘膜の保護・修復、消化の働きがあるため、唾液が少なくなる事で様々な弊害が出てきます。

唾液が少なくなる原因はなに??

唾液の量が少なくなる原因としては、大きく以下の2つに分かれます。
「水分が少ない」か「唾液が出にくい」かになります。

水分が少ない場合(脱水状態)
糖尿病や腎不全などにより全身の水分量自体が少なくなっていたり、口呼吸により唾液が蒸発してしまうというものです。

唾液が出にくい場合(分泌量の減少)
唾液を作る組織(唾液腺)の病気や更年期障害、脳出血などの神経の障害による筋麻痺、柔らかいものばかりを食べる事による筋力低下、
喫煙による血行不良、薬の副作用、自己免疫疾患(Sjogren症候群)など。
様々な原因がありますが、単独の原因で起こることもあれば、複数の原因が絡み合い出てくる事もあります。

唾液の役割があります!

「ただ口が渇くだけ」だと思っている方も多いと思いますが、唾液には重要な役割があります。
唾液が不足することにより、口臭や虫歯・歯周病以外にも、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、誤嚥性肺炎を引き起こす場合もあります。

またドライマウスで検査をしたら糖尿病や自己免疫疾患だったなんてことも・・・
大きな病気の一症状として現れる事もありますので、お口の中の乾燥感が長く続いている方は、
お早目の歯科受診をおすすめいたします。

自分でできる!ドライマウス予防・対策!

日常生活の中でできる予防・対策

口の中を清潔に保つ
良く噛む(ひと口につき30回目標)
食事に時間をかける
噛み応えのある食べ物や酸味のある食べ物を積極的にとる
水分を良く摂る
耳の前やあごの下を良くマッサージする(唾液腺マッサージ)
口呼吸をやめる
早口言葉やテンポの早い歌を歌う
リラックスする
などなど・・・。
様々な方法がありますので、是非ためしてみてください!

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