歯周病ってどんな病気?

2017-01-31

今回のコラムは、「歯周病」についてです。
よく歯磨き粉のCMなどで「歯周病」という名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

歯周病ってどんな病気??

歯科コラム2017年1月 歯周病
歯周病とは、歯の周りの組織(歯周組織)の病気で、細菌によって引きおこされる感染症です。
歯周組織の歯茎が赤く腫れたり、出血したりする歯肉炎と、炎症が進み歯を支えている骨(歯槽骨:しそうこつ)までもが吸収され歯周組織が破壊される歯周炎を総称して歯周病と言います。

歯周病が進行すると、歯肉や歯槽骨などの歯周組織が破壊され、歯が揺れて噛めなくなり、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病は、『歯周組織』を破壊していく病気と言えるのです。

歯周病の原因は??

歯科コラム2017年1月 歯周病 原因
口の中が清潔でなくなると、歯や歯とハグキの境目(歯肉溝)などに細菌の塊であるプラーク(歯垢)がこびりつきます。そのプラーク中の歯周病菌は酸素を嫌う性質を持つ嫌気性の細菌であるため、自分たちの居心地のよい場所を作ろうと歯肉溝に住みついて増殖していきます。

人間の体はこのような細菌を防御する機能を持っています。歯周病菌は多かれ少なかれすべての人のお口の中に存在しますが、すべての人が歯周病にかかっているというわけではありません。発症するかどうかについては、歯周病菌と、歯周病菌から身体を守ろうとする防御機能とのバランスが問題となります。

身体の防御機能に影響を与える要因はさまざまですが、成人の方の歯周病のほとんどは、『お口の環境』や『生活習慣』、『全身の状態』が大きくかかわっています。
(一部の歯周病では、遺伝的要因の影響が大きい場合もあります。)

『お口の環境』とはお口の衛生状態や乾燥、歯ぎしりの有無、噛みあわせの状態などを指します。
口腔乾燥によって唾液が少なくなると、お口の中で細菌が増殖しやすくなる可能性があり、放っておくと歯周病などの症状が悪化する恐れも。歯ぎしりの癖があったり噛みあわせが悪い場合も、歯周組織に負担がかかり、歯周病のリスクが高まります。

さらに喫煙、ストレス、不規則な生活などの『生活習慣』も重要な危険因子です。タバコを吸う、疲労やストレスをためている、よく噛まずに食べる、間食が多い、つい夜ふかしをしてしまう、そんな人は歯周病に要注意です。

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